身長172cmでインターハイを制した桐光学園GK北村選手ってどんな選手!?
桐光学園の初優勝で幕を閉じた夏のインターハイ。
全国で名の知れた有望株にまだ無名の逸材たちが存在感を示し、今後の成長に期待を抱かせるプレーを見せた。
今回は檜舞台で輝いたGKを4名ピックアップ。
1回目の今回は桐光学園の2年生守護神・北村公平を紹介する。
身長は172cm!
フィールドプレーヤーよりも小さく、GKとして戦うには少々物足りない。
だが、類稀なスキルとコーチングで初戦となった2回戦から決勝までの全5試合でゴールを預かり、安定したパフォーマンスでインターハイの優秀選手にも選ばれた。
自らの地位を築き上げるまでの道のりは想像以上。
中学時代は横浜F・マリノスジュニアユース追浜に籍を置いていた北村。
高校サッカーの舞台に足を踏み入れた昨年は、インターハイ予選前に怪我人が相次いだチーム事情もあってレギュラーに抜擢。
本大会でも1年生ながら全試合出場を果たした。
今年は新シーズン当初からポジションを掴み、日を追うごとに安定感が増している。
だが、自らの地位を築き上げるまでの道のりは簡単ではなかった。
サイズに恵まれていないだけに、名門校で定位置を得るのは至難の技。
同学年には中学3年時にU-15日本代表に選出された桃井玲も控えている。
積み重ねがあるからこそ、今の立場があるのは間違いない。
オフでできない人はピッチでもできない
「オフザピッチの取り組みは本当に意識している。オフでできない人はピッチでもできない。
どこでも手を抜かない。そういうところをGKコーチは見てくれていて、評価をしてくれている人もいる。
そのためにというわけではないけど、最高の形で報われたかなと思います」
決勝終了後、北村は自身の取り組みについて胸を張った。
日頃から練習が終わると、最後までグラウンドに残って後片付けやチームのために汗を流している。
彼の姿勢にはGKコーチも目を丸くするほどで、些細なことでも手を抜かない。
それは試合にも現れている。最後の最後まで集中を切らさない。
誰よりも周囲の状況に気を配る。オフザピッチで手を抜いていないからこそ、そうしたプレーが自然と出るのだ。
小さいからGKは務まらないは古い考え
確かに身長はGKとして物足りない。
だが、誰よりも真剣にサッカーと向き合えば、レギュラーとして全国優勝を経験できる。
小さいからGKが務まらないという考えはもう古い。
さらにGKとしてのスキルを高めれば、もっと上のステージで輝く可能性は十分にあるはずだ。
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